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くも膜下出血 ~ (5)自宅療養編

 2016/11/12(土)、無事退院しました。
 担当医からは、特に注意することはないけど、最初から飛ばさずに徐々に通常生活に戻していけば良いとの言葉をもらいまいた。
 家内が自家用車で迎えに来てくれたのですが、体が訛っていて乗り降りも「どっこいしょ」状態。

 自宅の2Fが寝室なのですが、2Fに上がるのもちょっとした運動といった感じです。
 でもやっぱり自宅の布団は良い!一般病棟のベッドが硬すぎて狭かったこともあり、「あぁっ、やっぱり家が一番!」と旅行帰りの感想を言ってしまいます。
 風呂の湯船にも出入りするのに、一苦労でした。

 翌日、退院後に必要なものを買いに、巨大ホームセンターへ行きました。なにせ、売り場が広いので、いくつかのものを買うのにも結構な距離を歩きます。もちろん、普通の時はなんでもないのですが、さすが病み上がり、数100mをゆっくり歩いてもフーフーです。

 その後2日間は家の中で過ごし、撮り溜めしたTVや本を読んですごしてました。

 病院食になれていたので、最初の2周間ぐらいは味の濃いものや肉や揚げ物は全く受け付けず、薄味のクリームシチューや水炊きなどを食べてました。

 退院後3日目に、家の周りから散歩を始めました。歩くのもおぼつかなく、高速で走ってくる自転車とかが怖いです。(お年寄りの気持ちが良くわかりました。)
 それも日に日に距離を伸ばし、10日後には通勤で使う最寄り駅まで往復してみました。通常、15分で行けることろを25分かかります。電車通勤が懸念です。

 その次は通勤時間を外して、電車に乗ることのリハビリです。(大げさですが。)
 10:00ぐらいだったので、座席に座れるので問題なし。

 退院1周間後ぐらいには2~3Kmぐらいの散歩や、会社最寄り駅までの電車もクリアしました。(通勤時間を外してですが。)

 2017/11/24(木)再検査のため、通院し、CTスキャンを録りました。頭の出血の影は見えなくなり、良好とのこと。結果問題無く、翌日からの出社の許可をもらえました。 
 ちょうどこの日、当地では雪が降り、明朝の路面凍結がとても心配です。

 (6)社会復帰編につづきます。

 リハビリとは関係ないですが、入院中大変世話になった家内へのお礼に、新しいスマホと腕時計を買ってあげました。
 やはり新しいスマホは新しいOSでサクサク動いて、うらやましい。

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くも膜下出血 ~ (4)一般病棟入院編

 2016/11/3(木)
 例によって看護師さんの手さばきの良いベッド→ストレッチャー→ベッドへの移動により、一般病棟へ移動となりました。
 ICUを出た時点で、4Kg痩せてました。

 点滴は外してもらいましたが、胸に心電図?の電極と、鼻への酸素呼吸チューブと、尿道カテーテルはまだついたままです。それでも多少体を動かせる範囲は大きくなりました。
 ベッドは上体や足を電動で角度は変えられるタイプですが、マットレスは薄くて固かったです。

 朝、晩に血圧、脈拍、瞳孔の反応を調べられ、たまに血液を採取(指先や耳からチクッと)されます。

 部屋は4人部屋で、他の4人の患者さんも脳卒中系のお年寄りの病人で、トイレに行くにも看護師付き添いか車いすでの移動です。
 私もまだトイレに行くのも車いすでの移動となるので、都度看護師さんをナースコールで呼び出すことになります。

 食事は普通食で、初日はおかゆで翌日からは通常のごはんとなりました。
 減塩食のようで、味は薄めですがすぐになれました。
 食事にはからなずフルーツが付いてきて、それが一番おいしかったです。

 病棟内は1年を通して25℃に保たれ、また私が移動した先の部屋は南向きの部屋だったので、昼は27℃ぐらいまで気温が上がって暑かったです。
 それでも初日はまだ病み上がり途中だったせいか、なんとか寝ることができました。

 少し調子が良くなってきた翌日から、今いる一般病室での問題点が露見してきました。
(1)部屋が暑い。上はTシャツ一枚でも暑く、夜でも上掛けをかけないで寝ようとしますが、暑くて眠れません。
(2)他の3人の患者さんの物音(ずっとラジオを聞いていたり、独り言が多かったり、トイレの度にナースコールボタンを押されたり、向かいの患者さんがベッドの上で脱糞したり等々)が気になり、やはり眠れません。
 2016/11/4(金)
 翌朝、看護師さんから調子を聞かれたときに眠れない旨を伝えたところ、11/7に少し涼しい北側で、同室の患者さんが静かな部屋へ移動してもらえることになりました。

 部屋の移動前に容態は安定してきたということで、丁度部屋の移動前に胸に心電図?の電極と、鼻への酸素呼吸チューブと、尿道カテーテルも外され(抜くときの痛みはほとんどありませんでした)、一人で病棟内への移動も許されました。尿道カテーテル抜いた後の1回目のトイレの時のみ若干痛みを感じましたが、2回目からは何の問題もなくなりました。ただ、今までは膀胱に尿が溜まると即排出されたのに慣れてしまっていたせいか、トイレが近くなりました。それも退院までにはもとに戻っていきます。
 唯一発症の後遺症と感じるのが、寝返りや起床など、頭の位置を大きく動かした後に頭痛とともに脈が強くなる感じがして、つらいときは顔に脂汗をかくほどでした。ベッドや椅子に10分ほど座った後に立ち上がった後も、同様です。
 でもこの症状は日を追うごとに、徐々には軽くなってきました。(薄くなったとはいえ、まだ頭の中に血があるせいでしょうか?)
 看護師さんや担当医に伝えても、特に何に気を付けるとかの指導はありませんでした。

 一般病棟へ移動後、ほどなくして友人や会社の上司たちが見舞いに来てくれました。
 最初のほうはまだ急に起き上がるのがつらく、ベッドの上での面会となりましたが、皆病名の割にピンピンして普通に会話しているので、驚かれたようです。
 後半に見舞いに来てくれた方々は5人もいたことと、もう病棟内は歩き回れるので、ロビーで面会できるぐらい回復していきました。

 更に少し経つとだいぶ調子も良くなり、見舞いに来てくれる方々もなくなり、暇つぶしに苦慮します。
 もともとTVは余りみないので、ひたすら本を読むかスマホでネット閲覧(今の病院は禁止されていないのですね)するしかなく、後は病棟内をうろうろするか、寝るしかありません。
 ここで新たな問題が露見されます。ベッドが固いので仰向けで寝ていると座骨あたりが痛くなり、起き上がるときになぜか前述の頭痛と脈の強まりが連動して辛い状況になります。
 これも看護師や主治医に伝えましたが、座骨の痛みと頭痛は関係ないということでした。
 対策として、細長いクッションを貸してもらい、体の下左右どちらか半分にそれを添えて、座骨がマットレスに当たらないように寝るように工夫しました。
 この寝方にして1日たった後、座骨の痛みはだいぶやわらぎました。(座骨が完全に痛くなくなったのは、自宅に帰って1日たった後でした。)

 残る懸案は「お風呂」です。体は特に汗をかかないし、ICUにいるときは2回ほど拭いてくれたので大丈夫ですが、髪の毛を洗えていないことが気持ち悪かったです。
 2016/11/7(月)
 入院してから10日後に、やっとシャワーが許可されました。最初は心配なのか、途中途中に浴室係のおばちゃんが乱入してきてちょっと恥ずかしかったです。(下の毛もバリカンで刈られていた後ですし。)
 この日から、1日お気にシャワーを浴びて良いことになりました。

 2016/11/7(月)
 この日から3日間日替わりで3種類のリハビリを行うことになりました。
 まずは身体のリハビリ。リハビリ室に行き片足立ちをしたり、階段を上り降りしてみたり、中庭に作った砂利や階段がある散歩道を歩いたりしました。特に問題なく、30分程で初回終了となりました。(身体のリハビリの先生が20代中頃ぐらいの女性で、超絶かわいかったです(^^;)
 つぎに記憶力のリハビリ。先生が言った数字を覚えてそれを逆から答えたり、5個ほど日用品を見せた後隠して何があったかを答えたり、短い物語のなかに「あ、い、う、え、お」がある部分を〇をつけて、更にどんな物語だったかを答えます。これも初回で終了です。(この先生もなかなかの美人さんでした。しかも腿を骨折中(^^;)
 最後に認識力のリハビリ。サイコロ上のパズルに模様が書いてあって、別に見せられたカードを同じ模様を作るというもの。最初は3x3の9個で、最後は5x5の25個です。これも初回で終了しました。(この先生は男性で、イケメンでした。)
 ということでリハビリらしいものへのステップには進まず、事前テストでのみで終了となりました。
 リハビリ室は別の病棟にあり病室そこまで50mぐらい歩くのですが、その程度でも前述の頭痛と脈の強まりが感じられました。でも日に日に弱くはなっています。

 2016/11/8(火)
 MRIの再検査を受けました。
 MRIを受けるのは2度目なのでそのうるささは理解していたつもりですが、音のうるささが違いました。
 前に受けたS社製は「ゴーゴー、ガーガー」という低めの音で、いかにも電極が頭の周りをブンブン回っているような音でした。
 今回受けたのはT社製で、「ピー、キーン」という昔の音響モデムのようなゲーセンのような高めの音で、今回のほうが正常心を保つのがつらかったです。
 1回目の記憶違いかもしれませんけど。

 2016/11/9(水)
 MRIの結果を家内とともに主治医から説明を受けました。
 先生のいる病棟まで行かず、自分が居る病棟内に説明をする部屋があり、そこで端末に表示された画像を見せてもらいながらの説明です。ネットのおかげで便利になりました。
 説明は緊急入院時に取ったCT画像から前日のMRIまでを3D画像で見せてもらい、また頭の人体模型も使って丁寧かつ分かりやすく説明していただけました。
 実は発症時の症状は家内伝えにしか聞いておらず、ちゃんとどんな症状だったのかを聞くのは初めてです。
 発症部位は頭の頭頂部側と勝手に考えていたのですが全く逆で、脳の下側(中心側)の出血でした。ちょっとびっくりしてびびりました。そこでも脳の中ではなく、脳の表面なのでくも膜下出血ということです。
 発症時のCT画像では発症部位の靄がかかったように白くなっていました。
 次にとったCT画像では、その靄が少なくなっていました。
 前日に取ったMRIは3D画像でぐりぐりまわしてみせてくれました。
 結局くも膜下出血のポピュラーな原因である脳の血管のふくらみの「脳動脈瘤」はなく、また血管の破裂部分も確認することができませんでした。出血量も少なかったことから、恐らく細い血管が切れたとのことでした。
 心身ともに経過は順調なので、週末に退院できることとなりました。
 退院後は2週間ほど自宅療養し様子見をした後再度CTを撮ることとなりました。

 この日まで、毎日世話をしに来てくれた家内には、本当に感謝しきれません。

 ただ、同室の患者が、水曜日に一人、木曜日に一人退院と転院。
 お見舞いに来てくれる人ももうおらず。
 検査等も一切ないので、本当に暇状態が続き、座骨も痛くて地味につらかったです。

 そして予定通り、入院して丁度2週間目の日に退院しました。

 (5)自宅療養編につづきます。

くも膜下出血 ~ (3)ICU入院編

 CTによりくも膜下出血と判定され、即集中治療室:ICUに入院となりました。

 ICUは目からの刺激を軽減する為、部屋内は薄暗かったです。
 体には心電図、血圧、脈拍を常時測定する電線が取り付けられ、また点滴もされました
(点滴用の注射針を入れるとき、右腕で10回程失敗した後、左腕となったことも鮮明に覚えています。)
 また、安静を保つ為に移動はできないので、尿道カテーテルを付けられました。装着時はそんなに痛くなかったですが、カテーテルを挿入途中に引っかかるところがあって、そこのクリアに少し時間を要しました。
 そしてカテーテルを入れた後に、なぜか下の毛と腿回りをバリカンでかられました。(順番が前後してない?)
 おしめも赤ちゃん以来初めてはかされました。

 点滴には睡眠成分も含まれているようで、とにかく良く寝てました。
 ただ、ずっと夢を見続けていたので、あんまり休まった感じはないです。

 ベッドはパラマウントの電動タイプで、なんと体圧を自動調整してくれる機能があり、体のどこも圧迫されないすぐれものでした。
 欲しいけど高そう。

 消灯は22:00で起床は6:00.
 食事は無しですが、点滴に糖が入っているせいか、お腹は全くすきませんでした。
 お小水はカテーテルから出て、お通じは全くなかったのでおしめは使わずしまいでした。(後者は気になっていたのですが、良かったです。)
 2日1回ほど、体を暖かいタオルで拭いてくれて、股間もぬるま湯で洗ってくれます。ICU後半は頭が洗えないのが、唯一いやでした。
 尿道カテーテルの時含め、不思議と恥ずかしさはありませんでした。

 夜の就寝時は看護師さんにより何時間かに1度、体を左右に斜めに寝返りをしてくれます。恐らく、床ずれ防止かと思います。

 血圧は150と高く(通常120)、体温も38℃(通常36℃代)と高かったです。
 脳が出血と戦っているせいでしょうか。

 ICU4日目ぐらいに再度CTスキャンを撮りました。CTはICUで撮ったような気がするのですが、気のせいかもしれません。
 出血した血も脳脊髄液により流されつつあり、経過は順調ということで、翌日、ICUから一般病棟へ移動することが決まりました。

 このころになると意識はほとんど普通と同じ状態なので、起きているときは暇でしかたないです。でも、目にガーゼを当てられており、何もすることができません。
 そして、脈拍や血圧の上昇アラーム音がうるさくてたまらなくなりました。そのアラームが鳴ると、看護師さんが飛んできて状況を確認されます。
 逆に考えると、ICU1~3日目までの間はアラーム音は気にならなかったで、やはり頭がぼーっとしていたのかもしれません。

 一般病棟への移動半日前ぐらいに点滴を外され、目のガーゼも外してもらえました。慣れてからはカーテンを開けてもらい、日光も入ってきます。(ちょっとまぶしいので、閉めておいてほしかった。慣らしでしょうね。)
 そして初めての食事。はじめは重湯等の流動食ということででした。
 重湯というのはおかゆと同じと勘違いしていたので、飲んでみてびっくり!とろみがかかったお湯です。後は暖かい牛乳とゼリー。でも5日ぶりの食事はおいしかったです。
 結局特に問題なかったので、ナースコールボタンは一回も使いませんでした。

 ICU入院後5日目、ストレッチャーで一般病棟へ移動となりました。
 4人部屋です。
 実は一般病棟に入ってから、違う意味で一番辛いことが待ってました。

 (4)一般病棟入院編につづきます。

くも膜下出血 ~ (2)救急入院編

 ほどなく帰宅した家内に症状を伝え、近くの救急総合病院に連れて行ってもらうことになりました。
 幸い症状は小康状態にあったのですが、自家用車に乗り込んだとたんに嘔吐感がぶり返してきました。今まで感じたことのなかった車の匂い(10年近くたつ中古車なのですが、新車時にありがちな有機溶剤の残り香のようなにおい)がきつく、それで嘔吐しました。すでに胃の中には何もないので、何も出ません。
 すごくゆっくり丁寧に運転してもらったのですが、それでも揺れやカーブで気持ち悪くなります。
 外部からの五感への刺激に、非常に敏感になっている感じでした。

 10分程で総合病院の救急受付に到着し、受付からカルテを書くように言われましたが、自分では書くことがままならず。家内に書いてもらいました。
 そこでも嘔吐しました。
 しばらくして診察が始まり、症状を伝えるな否や即CTスキャンを撮ることになりました。嘔吐が落ち着いたところで、ガーゼで目隠しをされ(のちに、目からの刺激で脳を刺激しない為と判明)CTスキャンを撮りました。

 結果は「くも膜下出血」とのこと。
 潤覚えで”脳で出血?!”とビビッていたところ、出血量は多くなく、しかもすでに出血した血が脳脊髄液で流されつつあり、症状も軽いので、手術はせず入院で済むと家内に説明していました。
 ここらのやり取りも覚えていて、特に頭がぼーっとしたり記憶が不鮮明だったことありません。

 ストレッチャーに乗せられたまま、集中治療室(ICU)に入院となりました。

 CTスキャン台からストレッチャー、ストレッチャーからICUのベッドへの移動は、体の下に厚手のビニールシートを潜り込ませ、看護師さん2人でスルッとうまく移動してくれます。
 ストレッチャーも乗り心地よく、段差を感じたのはエレベータの出入りぐらいでした。

 (3)ICU入院編につづきます。

 

くも膜下出血 ~ (1)発症編

 先月末に突然「くも膜下出血」を発症しました。
 幸い症状は軽く、手術もせずに退院でき、現在、自宅療養中です。
 その時、どんな症状だったのか、どんな治療を受けたのか、病院生活と帰宅してからの生活について、皆様の参考になればと掲載を考えました。

 今回は”発症”時の状況を説明します。

2016/10/30(日)12:30頃
 パソコンでネット閲覧してる時に、突然強烈な頭痛に襲われました。
 頭痛+首~肩の筋がつった(そんなところがつるのかどうか不明ですが)ような感じで、額の髪の生え際から肩の付け根までの鷲掴みされ、一気に後方へ引っ張られたような痛みがずっとつづきました。
 もう椅子には座っておらず、30分ほど床でもがいておりました。
 そのうち、若干痛みは遠ざかりましたが、次は急激な吐き気に襲われ、トイレに駆け込むとともに嘔吐しました。
 落ち着いた後、布団に移動し横になりましたが、頭痛は落ち着きません。
 さらに30分後に再度嘔吐しました。
 この時点で「何かおかしい?!」とやっと悟り、119番通報をしたいのですが、頭痛と嘔吐感で電話がおいてある階下まで移動できる状況ではありませんでした。
 もう自分では何の行動を起こすこともできなかったので、もうすぐ帰宅する家内を待つことしました。
 尚、その間、意識などには問題なく、「昼食に食べた、謎肉10倍のカップ麺が悪かったのかなぁ」(^^;なんて考えつつ、頭の隅に脳の出血かもと思ってたりしてました。

 (2)救急入院編につづきます
 
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